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飴細工
2012/06/03(Sun)
 いろいろと身バレを防ぐため、日にちなどは省略します。

 某月某日。ある友人にプレゼントを贈ろうと思案していた私は、自分が立ち寄る先に「飴細工のお店」があることに気づきました。インターネットで見てみると、動物などのほかに、お花の飴細工もあるという。これなら見栄えがするかな~とお店に足を運んでみることにしました。

 平日の午後。やや小さめな店内にお客様は1人しかおらず(その方もすぐ帰られた)。壁に飴細工が飾ってあるけど、思ったより種類が少ない。想像したほどのワンダーランドな雰囲気がなくて拍子抜けしていると、店主のおにいさん(おじさん、というにはまだ若かったと思う)が「そちらのメニュー表にあるものを選んでいただけたら、すぐ作りますよ」と言う。出来合いのものを売るというより、作っている姿を見せて売るスタンスらしい。なるほど。
 動物の飴細工がメインのようだが、お花もいろいろある。「1つ作るのに、どれくらいかかりますか?」「動物だと5分くらいですかねえ」「じゃあ、お花は?」「10分ほど見てもらえれば確実かと」。お花のほうが時間がかかるのか。友人に贈るのはバラの花と決めていたけれど、メニューに並んでいたヒマワリにも心ひかれる。
「じゃあ、このバラを2本と、ヒマワリを1本お願いします」「かしこまりました。バラの花は色を変えられますけど、どうしますか? 赤とか、ピンクとか、黄色とか、白とか……」「ピンクで(即答)」「はい、じゃあ今から作りますね」

 店主はツボ(?)から白い水あめを取り出し、ピンク色の色素をたらして練りこむ。全体がまんべんなくピンク色になったところで、握りばさみで中央にいくつか切れ込みを入れていく。次にピンセットで、切れ込みを一片ずつつまんで、のばしながら形を整えていく。中央から、徐々に花びらができあがっていく……3分後には、見事にバラの花が。
「すごい。カワイイ……」「ありがとうございます。次に葉っぱをつけますね」
 今度は取り出した水あめに緑色の色素を練りこんで、花びらの下につける。あっという間にバラの花が1本完成。当初はやわらかかった飴細工ですが「もうこんなに硬いんですよ」と店主が言うように、握りばさみで叩くとカンカンと小気味よい音がする。

私「すぐ固まるものなんですか?」
主「大体3分くらいですね」
私「そんなすぐですか」
主「ええ、だから、動物などの一色のものは5分くらい、複数の色を使う花は10分くらいみてもらうんです」
私「なるほど。動物と花ってどちらの方が難しいんですか」
主「一概にはどちらと言えませんが……花は時間がかかりますが、形の特徴がはっきりしていますからね。動物は一色だけど、形が独特なので、整えるのに気を遣います」
私「失敗すると、新しい生命体が生まれてしまうと(笑)」
主「そうですね(笑)」

 店主さんはバラを2本用意すると、続けてヒマワリの製作に着手。バラは内側に切れ込みを入れたけど、ヒマワリは黄色くした水あめをやや平べったく整えて、外側に細かく切れ込みを入れていく。そして、1枚ずつ押しつぶして花びらに。次に中央部分の茶色をこしらえて、上からはりつける。確かにお花は特徴的な形だから、わかりやすい。
 店主さんがにこやかに話しながら説明してくれるので、あれこれ聞き、いちいち感動しながら見てしまいました。楽しかったー!

 作っていただいた飴はラッピングして、全て友人に押し付けてきました。ボリュームあるから食べるのは大変かもしれなかったけど(汗)、見ている分には本当に心から楽しかったです。ちょっとオススメ。

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2k540
2012/03/17(Sat)
 秋葉原と御徒町の間の高架下に若手の工房とそのショップが集まっている場所ができた、というニュースを聞いたのはいつのことだったでしょうか(去年の秋くらい?)。興味はあったのですが、そちらに行く機会がなかなかなくて。
 来月知人が誕生日を迎えるので、プレゼントになるものがあるかな~、と、おでかけしてきました。

 山手線・京浜東北線などの高架下ということもあって、場所は思ったより広々としていたし、お店もいっぱいありました……が、いかんせん、私が行ったのが雨の日の夕方ということもあって、なんか閑散とした雰囲気。普段はもっとにぎやかなのかもしれませんが、ちょっと肩透かし。
 片っ端からお店に入ってのぞいていく。木のグッズのお店とか、草木染のお店など面白かったです。桜で染めたショールとか淡いピンクですごく綺麗だった(そして高かった)。万華鏡のお店に入れなかった(定休日らしい)のは心残りでしたね。いろいろあって面白そうだったのに。

 あれこれ見た上で、気になった革小物のお店に入る(テレビの情報番組に出ていたのを見たことがあった)。革小物に名前などを入れてくれるサービスがあるので「○○って入れてください」とお願いしたら「では10分ほどしたらまたきてください」と言われる。それじゃあ他の店を回るか~とぶらついて、しばらくして戻って商品確認。

 店員さん(職人さん)「こちらでよろしいでしょうか?」
 私「はい。……? ……………………!!」

 はい、名前間違えてましたー(死)
 人の名前をアルファベットにするときは、よく確認しないとダメですね(反省)

 その場で正しいスペルで再作成をお願いしなおしたのですが、あまりに私がうろたえたのを見かねたのか、お会計には追加料金含まれていませんでした。こちらの伝達ミスなので支払う旨を申し出たのですが「こちらがきちんと確認しなかったこともありますし、お客様が当初選んだ革と違うものに刻印することになってしまいましたので」とおっしゃってくださいました。いい人……!(そしていい方だったからこそ申し訳なかった)
 いいものをゲットできたという喜びと、いい人にご迷惑をおかけしてしまったという申し訳なさがミックスされた、複雑な気持ちでお店を後にしたのでした。

 そんなわけで多少行きにくい場所になってしまったのですが(苦笑)、万華鏡のお店は見てみたいから、また機会があれば足を運んでみようと思います。

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ワシントン ナショナル ギャラリー
2011/08/13(Sat)
 せっかくの夏休みなので友人と国立新美術館の「ワシントン ナショナル ギャラリー」に行ってきました。
 印象派・ポスト印象派の作品を多く集めた展示会です。直前に決まったので、前売り券は軒並み売れ切れでした(チケットショップでもこの展示会だけは見つからなかった)。さすが人気展示会。

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彩雲国物語
2011/07/31(Sun)
 職場の後輩から借りて、10日ほどで『彩雲国物語』シリーズ全冊読破しました。平日は深夜まで、土曜の夜~日曜の昼まで読むという、なかなか健康を害する生活でした(特に食事と睡眠)
 一気に読んでしまいたくなる力のあるシリーズだったと思います。細部をとりこぼしているので不明点もチラホラあるのですが、主人公の前向き無鉄砲な性格がいろんな人の考えや道筋を少しずつ変えていき、あのエンディングになったんだろうなあと素直に納得できました(ややベタだけど・微笑)。面白かったです。

 ただ、最近「ちゃんとした」小説・物語文ばかり読んでいたせいか、ティーンズ小説の読み方を忘れていたようです。「どこまで“期待”していいのか」わからなくて(苦笑)。文章力はそれなりにあるけど、ストーリテリングや多様なキャラクター像より、設定の作りこみが好きなんだろうな、という印象を受けました。
 あと「○○(人物名)は後世△△と言われ、……な活躍を~」みたいな文章がちらほら出てくるのですが、それらの文があったせいで、後半の「シリーズ全体を通したストーリーの波乱万丈」でちっともハラハラドキドキできませんでした。「この人物は後世『……な活躍』をするってことは、(現時点ではまだその功績をあげていないから)今回のトラブルは乗り越えていくんでしょう」と考えちゃって。「後世の歴史家評」って印象的な表現かもしれないけど、先の展開を暴露しちゃうことになる(=先の展開がわかっていても感動させる筆力が求められる)から難しいんですよね。

 かつて1巻だけ読んだとき「逆ハーレム小説」かと思っていたところを、後輩が「主人公の恋愛より官吏としてのお話が面白いんですよ」と言うので借りたのですが、本当にそうでした。自分が意識的・無意識に権力を行使していたことに気づき、身ひとつで男社会に切り込んでのしあがろうとする姿がとっても痛快。がんばれ主人公。
 逆に主人公恋物語は、イマイチ感動できなかった。私が主上をそこまで好きになれなかったせいもあるのでしょうが(大きな子犬に見えて・ゴメン)。黎深様とか悠舜さんとか雪那さんのカポーの方が微笑ましく読めました。

 そして、最後にどうしても一言叫びたい。
 なぜ「ジュンイク」の名前を、漢字そのままで、その人物に使うのか! と。
 三国志(演義)で私が最も愛する登場人物が、パッとしない州牧2番手なんて(さめざめ)。曹操のところの尚書令(悠舜さんレベルの人)なのに。
 本編と全然関係ないところですが、どうしても叫びたかったので。あーすっきりした(笑)

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翻訳と日本語能力
2010/11/21(Sun)
 先日大学時代の友人たちと会ってきたとき、某魔法学園ものファンタジー小説の話になったんですね。で、けっこーな悪口大会になったんですよ(ファンの人ごめんなさい)

・ちゃんと最後まで本を読んだ友人A
 「どうして主人公がラスボスを倒せたのか(という理屈が)理解できなかった」
・途中(炎の~)まで読んだ私
 「途中で興味が薄れて、新刊が出ても買いたいと思えなくなった。
  人のセリフの違いをフォント(書体・Q数)で表しているのがキライ」
・1巻で挫折した友人B
 「出だしからダメだったけど、スポーツで挫折した。
  普通に試合している人たちがいるのに、主人公のポジション(花形)が
  会場をふわふわ飛んでいる金色ボールをつかまえたら試合終了ってひどくない?」

 そして本日。この作品の点訳ボランティアの手伝い(校閲のみ)をしていた母が、くじけていました。
 「話は面白いのに、日本語がありえない」
 シーンや出来事は面白いから、英語版はきっと面白いんだろういと思えるけど、日本語の言い回しがおかしくて、読んでいて疲れるって。訳者は日本語の本あまり読んでないんじゃない? と突き放した見解を示していました。
 翻訳者の日本語能力への疑問視は私も同感です。この翻訳者の作品では、この魔法学園ものファンタジー小説しか有名じゃないことも、その傍証になるではないかと。英語の力はあるのかもしれませんが、翻訳者の方には、原作相応の日本語で書いてほしいと願ってやみません。

 思い返せば、うちの母は日本語にわりと厳しい人なのかもしれない。
 私たち姉弟が『スレイヤーズ』や『魔術師オーフェン』シリーズにはまっていたとき(10年以上前ですね)小説を一通り貸しつけたのですが、読後の感想で「オーフェンは読んでいて場面を想像しにくい描写があった。スレイヤーズではそんなことなかったのに」と言われたこともありました(当時の私はそんな読み方していなかったので、びっくりした)。普段の日本語でも「旅行に行く」とか使わないし(「車に乗車する」と同じニュアンスを感じるらしい)。「美しい日本語」を使うほどではないけれど、聞き苦しい言い方はしません。
 そういえば、母の父(つまり私の祖父)は国語と社会の中学教師でした。祖父も日本語にこだわる人だったのでしょうか。初孫の私はひたすら甘やかされていたから、いまいち覚えていません。私も祖父に美しい日本語を学んでおくべきだった……嗚呼。

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インシテミル
2010/11/20(Sat)
 『インシテミル』という映画CMが気になって、原作小説を読んでみました。
 本屋でざっと流しながら読み通した程度なのですが、いろんな意味で面白かったです。きっと「ミステリーファン」にはたまらない作品なんだろうと思います。

 以下、ネタバレ。
 私はミステリーファンじゃないので、素人評価しかできません。それでもよろしい方のみどうぞ。

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ウォルト・ディズニーの功罪
2010/10/18(Mon)
 『美女と野獣』のミュージカルを観た後、友人と話していたとき「ベルにお姉さんていなかったっけ?」と聞いたら「いないでしょう」と否定され、別作品と間違えたのかな~と思っていたのですが、今日調べてみたら、原作では確かにお姉さんが2人いました(そしてお兄さんもいた)
 お父さんが商談に出かけるときの土産に、姉二人が宝石類を頼むなか「バラを一輪」求めたのが末妹。父親が末妹のためのバラを摘んでしまったのが、野獣のお屋敷(そして野獣の怒りを買う)。末妹は父親の罪の代わりに野獣のお屋敷に行く。末妹はお屋敷で丁寧にもてなされ、何不自由ない生活をさせてもらう。あるとき期限つきで里帰りをさせてもらう末妹。末妹のぜいたく暮らしを聞いた姉二人はやっかんで、末妹が帰るのを引き延ばさせる。末妹がようやく野獣のお屋敷に戻ったら野獣は虫の息だった。そこで末妹が愛を告げることで野獣の呪いは解ける……というのが原作大意。
 私の記憶力は間違っていなかった。いつどこで読んだかさっぱり思い出せないけど、確かに『美女と野獣』にはいじわるお姉ちゃんがいた。バラはお土産に求めただけで、呪いとは関係なかった。よしっ。

 ……と、原作を読み直したことで、ディズニーの影響力ってすごいな~と改めて思いました。今「美女と野獣ってどんな話だっけ?」と聞かれたら、多分最初に説明するのはディズニー版だと思うから。原作版は、言われれば思い出すけど、すぐには出てこない。私だって調べなおすまで「姉がいたっけ?」と疑問形で聞く程度の記憶でしたからね。
 ディズニー版のお話も好きですよ。好きだけど、「既存の作品を上書きする」ことへの悲しみと不満は拭い去ることはできませんでした。なんだかなあ。

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空の青・海の青
2010/09/12(Sun)
 本屋に寄ったら、平積みコーナーに1冊だけぽつんと残されていた『獣の奏者・外伝』を発見。そんな本が出ているとは知らなかったので、びっくりしました。残り1冊しかなかったこともあり、速攻手にとって購入することに。
 このシリーズは(以前感想を書いたかどうか覚えていないのですが)、1・2作目の話が好きです。2作目の最後の「希望」が大好きなんです。3・4作目では、最後まで「学者」であった主人公にはちょっと距離を感じてしまって……まっすぐな人柄は、キライじゃないんですけどね。
 外伝は二部構成で、主人公と、主人公の先生(上司)の恋物語(って書くとなんか恥ずかしい)でした。率直な感想としては、2人とも若かった(笑)。個人的には、それぞれの恋物語と同じくらい、家族の物語に心ひかれました。詳しく書くとネタバレになるので詳細は省略。興味のある方はご自分でどうぞ。

 本屋といえば、しばらく前に森絵都さんの『カラフル』が平積みコーナーにあったので立ち読みしたんですよ。アニメ映画になるというCMを見たのですが、CMを見る限りアニメに適した題材と思えず、CM中でネタバレ感満載でつまらなくて、逆に原作が気になっていたんです。作者さんがちゃんとお話の書ける方だと知っていたから、余計にね。
 読んだ感想。小説は面白かった(ちゃんと「カラフル」な世界を描いたお話だった)。今回のアニメ化の前に実写映画化されていたことを知って納得した(この作品は実写でいいと思う)。CMのネタバレは、本当の意味でのタブーは犯していなかった。けれどもあのCMを見た上で読んでいるとかなり早い段階で「ネタバレ」の「裏」が読み取れてしまうので、やっぱりダメなCMだと思った。ちゃんと驚くべき場面で驚かせることが必要だと思うんですよね。
 インパクトのあるセリフで、でも物語の核心には一定の距離のある言葉。もっと探せばきっとあったと思うのに。もったいないです。

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読書の誘惑に負けました
2010/08/29(Sun)
 仕事のべらぼうに忙しいこの時期、ゲームもしないように気をつけて過ごしていたのに、題材探しの本屋めぐりで以前から気になっていた本をうっかり手にとってしまって、そのまま2時間立ち読みを続けてしまって、最後はあきらめて買ってしまいました。
 ハードカバーで見たときから絶対面白そうだと思っていたの。自分の好みのタイプの話に違いないって。同じ作家さんの別な作品で好きなのあるし。本屋大賞とってその予感はほぼ確信になっていたの。
 でも、まさか、この忙しい週末が、文庫本3冊(上・中・下巻のセット)に夢中になっている間に終わってしまうなんて。仕事持って帰ってきてたのに……あああああああああああああ(血涙)

 自分自身に喝を入れたい点はいっぱいありますが、小説は本当に面白かったです。
 高校生の部活青春物語には弱いのです。
 ブラボー。

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息抜き読書
2009/07/31(Fri)
 堅苦しい本を読むことが続いたのと、本屋の店頭の夏休みの文庫本フェアで読書感想文向けの本が並んでいるのを見て、久しぶりに軽い本を読むことにしました。で、以前図書館で借りた本を買っちゃいました。『あしながおじさん』『続あしながおじさん』の2冊。
 私はこに2冊とも大人になってから読んだのですが(ブログで感想書いた記憶があります)、やっぱりいいですね。特に『あしながおじさん』は本当にいい。ジュディの明るさや正直さ、文章(手紙)のテンポのよさが面白くて仕方ない。手紙を受け取る「あしながおじさん」の思いを考えながら読むとさらに楽しい。ラストの「最初のラブレター」(“告白”の意味でなく“恋人に送る”という意味で「ラブレター」なんですね)を微笑ましく読んで「おしあわせに」と思いながら本を閉じるわけです。
 『続あしながおじさん』は、ジュディの親友のサリーの書簡集ですが、こっちは孤児院改革という気高い目標が出てくるので、ちょっと堅い内容も多いですね。前作が「大学生と保護者」の間のやりとりだったのに対して、こちらは「大人と大人」という立場の違いも大きいのでしょうが。サリーのお相手であるロビンは医者としては信頼できるけど、男性として魅力的なのかは、ざっと読んだだけでは、ちょっとわかりませんでした。「まとも」な人なんだろうとは思うけど、いかんせん、前作のジャーヴィー坊ちゃんに勝てるほどの魅力は……ねえ。

 今回改めて読み直してみて、なんで『続あしながおじさん』なんてタイトルなんだろう、という根本的な疑問につきあたりました。だってサリーの手紙の相手はジュディとロビンとゴルドンさんばかりで、サリーにとっての「あしながおじさん」は存在しない。ジュディとジャーヴィーも名前は出てくるけど、タイトルになるほどの存在感はない。
 そこで奥付を見てみたら、『あしながおじさん』の原語タイトルは『Daddy Long Legs』ですが、『続あしながおじさん』のタイトルは『Dear Enemy』でした。翻訳するときに、続編だとわかりやすいように、意訳(改題?)したんですね。なるほど。
 ……サブタイトルに「続・あしながおじさん」とつけて、メインタイトルは「親愛なる敵様」という挑戦的な題名のままでも面白かったと思うんだけどなあ。どちらも、主人公の思い人への宛名がタイトルなんだから。

 どちらも数回ずつ読んでしまったので、そろそろ次の本に行きたいと思います。文庫版の『神の守り人』が出てたから、しばらくはそちらを読むかなー。

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