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吹き込みを振り返って
2007/10/28(Sun)
 ふたたび半月ぶりになってしまいました。今年はブログを全然更新できていませんね。私も悲しいです。

 仕事は相変わらず忙しいのですが、先月からずっと懸案だったCDの吹き込みが無事に終わって、モニターCD(試作版)のチェックも終わったので、振り返ってみたいと思います。
 ブログに書いて、ネット友達の某Yサンには「見たとき思いきり笑ったわ」とスバラシイ笑顔でからかわれ、別なYさん(元?声優)には「声かけてくれたらやったのに」とブログ拍手で言ってもらえた(が、私がブログチェックしてなくて気づいたときには後の祭りだった)音声吹き込み。
 職場でも、反応は似たり寄ったり(もうちょっとぬるいまなざしでしたが・笑)。毎年リスニングやってる英語担当者に笑われ(英語はプロの声優がやります)、上司には「緊張せずに頑張っておいで」と励まされ、新人事務の女の子には「すごいじゃないですか」とも言われました。塾の先生も「すみさんの声なんですかー」と電話の向こうで朗らかに笑ってました。
 でもね、どんなにネタにされても励まされても、本人はいっぱいいっぱいで、最初から最後まで「いやだ~恥だ~」と超後ろ向きな態度で臨んでおりました。やる気あったのは、本番当日だけ。前向きになれば「素人の私にもめぐってきた『なんちゃって声優』のチャンス!」とか思えるのかもしれませんが、そんな大それた考えは、とてもとても……

 ああ、いけない。ついグチになる。いけませんね。冷静に振り返りませう。


 台本は9月中にまとまっていたのですが、私の仕事スケジュールとスタジオの空き予定の関係で、録音は10月中旬に、都内某所で行われました。スタジオ(やや古い感じのマンションの1階)に入ると、ソファや飲み物の置かれた部屋の奥、機材のいっぱいある部屋で台本(といってもA4判2枚)を読んでる女性を発見。CD製作会社の担当(プロデューサー、でいいのかな)Tさんでした。若い女性だったのですが、この人、やたらとバイタリティがある。にこやかに話しかけてくるし、人をおだてるのも上手。間違いの指摘も軽やか~におっしゃるので、あんまりプレッシャーを感じずに読み直しに入れる。素人がまとも(?)に録音できたのは、彼女によるところが大きいと思っています。多謝。
 さて、録音。機材のある部屋のさらに奥に、重たいドアがあり、その先にグランドピアノなどの置かれた一室。室内に机とイスがあって、机の前にはマイク(空気よけのナントカというのがついたやつ)がある。スタジオのお兄さんに「どんな風に(姿勢で)しゃべりますか」と言われて「ど、どんな風と言われても、初めてなんでわかりませんが……」「じゃあ、試しにしゃべってみてください。その姿勢にあわせて、マイクの位置を調整しますので」ということに。ここで余裕があれば「うわーテレビで見るマイクと同じだわ」「声優(ナレーター)さん扱いされてるわ」となるのかもしれませんが、いっぱいいっぱいの私にはそんな余裕はとてもありません。必死に台本を読む読む読む……(最中にスタジオのお兄さんがマイク位置を修正しに入ってきて、また去る)……読む読む読む。読み終わって「初めてにしてはお上手ですよ」とTさんにほめていただき、ちょっと気分上昇。「もう一度テストやりますか? それとも本番入りますか?」との質問に「何度テストしても変わらないので、本番入っちゃってください」とお願いする。
 実際にマイクの前に座らされると、ハラもくくれるんですよね(ちょっとヤケ入ってても・笑)。で、本気モードに入ると、自分のノリも体育会系になっていく。高校時代の部活のように、プロデューサーに逐一「はいっ」とやたら元気よくお返事して取り組んでました。

 録音は通しが2回(それぞれ録った後のミス修正が1~2回)。一度目はとりあえず読んで見て、二回目は「最初のは少し速い読み方だったので、今度はゆっくりめでお願いします」とのことでした。
 吹き込んでみると、自分の読み方のどういうところがマズイとかよくわかりますね。ろれつが回ってなかったり、シとヒが微妙だったり(江戸っ子かよ)、アクセントが違ったり、無理に続けて読もうとして最後の方の声がかすれたり。日本語をはっきりくっきり読むのって難しい、と心から思いました。
 まあ、読みにくい部分があったのは、今回吹き込んだ文章が同期の作成したものだったこともあるとは思っているのですが。自分の言葉のリズムとは少し違うというか。台本に事前にブレス(息を吸うところ)を全部チェック入れておいても、実際に読んでみて違和感を感じることが何度もありました。話し言葉で区切る位置って、句読点よりもはるかに多いですからね。
 ナレーターとか声優ってお仕事は大変なのだということを実体験でひしひしと感じることができた時間でした。

 苦しみながらも、Tさんのおかげで気持ちよく吹き込みを終えて録音から数日後。モニターCDが届く。仕事中に(イヤホンでも)人前で聞く度胸がなかったので、おうちに帰ってからこっそり聞いて……………………撃沈。
 「ひとつ」が「ひとちゅ」ってどういうことよ自分! 問題解くために強調して読んでおかなければならなかった部分をさらっと読んでるってどういうことよ自分! ああもう、穴があったら入りたい。
 録音時点でTさんに「これで大丈夫ですよ」と保証してもらっている(=最低限のレベルはクリアしている)ことと、スタジオを再び使うことはできない(=「録り直し」はできない)ことから、「もうこれでいい」ということにしましたけどね。塾の先生にもモニターCD送るときにしつこく念押ししたので、文句きてないし。モニターCDの音声について一部微調整をお願いして、今、CDを焼いてもらっている最中です。


 あとは最終形のCDが届くのを待つばかり。私の録音に関する仕事は終わったものと考えています。
 テストを受ける生徒さんたち、私は私なりに全力を尽くしました。あんなしゃべり方のCDでも、がんばって聞いて、テストで良い点とってください……(がくっ)

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