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翻訳と日本語能力
2010/11/21(Sun)
 先日大学時代の友人たちと会ってきたとき、某魔法学園ものファンタジー小説の話になったんですね。で、けっこーな悪口大会になったんですよ(ファンの人ごめんなさい)

・ちゃんと最後まで本を読んだ友人A
 「どうして主人公がラスボスを倒せたのか(という理屈が)理解できなかった」
・途中(炎の~)まで読んだ私
 「途中で興味が薄れて、新刊が出ても買いたいと思えなくなった。
  人のセリフの違いをフォント(書体・Q数)で表しているのがキライ」
・1巻で挫折した友人B
 「出だしからダメだったけど、スポーツで挫折した。
  普通に試合している人たちがいるのに、主人公のポジション(花形)が
  会場をふわふわ飛んでいる金色ボールをつかまえたら試合終了ってひどくない?」

 そして本日。この作品の点訳ボランティアの手伝い(校閲のみ)をしていた母が、くじけていました。
 「話は面白いのに、日本語がありえない」
 シーンや出来事は面白いから、英語版はきっと面白いんだろういと思えるけど、日本語の言い回しがおかしくて、読んでいて疲れるって。訳者は日本語の本あまり読んでないんじゃない? と突き放した見解を示していました。
 翻訳者の日本語能力への疑問視は私も同感です。この翻訳者の作品では、この魔法学園ものファンタジー小説しか有名じゃないことも、その傍証になるではないかと。英語の力はあるのかもしれませんが、翻訳者の方には、原作相応の日本語で書いてほしいと願ってやみません。

 思い返せば、うちの母は日本語にわりと厳しい人なのかもしれない。
 私たち姉弟が『スレイヤーズ』や『魔術師オーフェン』シリーズにはまっていたとき(10年以上前ですね)小説を一通り貸しつけたのですが、読後の感想で「オーフェンは読んでいて場面を想像しにくい描写があった。スレイヤーズではそんなことなかったのに」と言われたこともありました(当時の私はそんな読み方していなかったので、びっくりした)。普段の日本語でも「旅行に行く」とか使わないし(「車に乗車する」と同じニュアンスを感じるらしい)。「美しい日本語」を使うほどではないけれど、聞き苦しい言い方はしません。
 そういえば、母の父(つまり私の祖父)は国語と社会の中学教師でした。祖父も日本語にこだわる人だったのでしょうか。初孫の私はひたすら甘やかされていたから、いまいち覚えていません。私も祖父に美しい日本語を学んでおくべきだった……嗚呼。

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