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ろくでなし啄木
2011/01/18(Tue)
 今年初観劇~♪
 ……とはいうものの、チケットの日付が今週だったことは、先週末にぴあから「早くチケット引き取ってくださいよ」という督促メールが来るまですっかり忘れていました。1月なら忙しくないだろう、と取ったチケットです。そう、1月が忙しくなるなんて、去年は考えもしなかったんです……

 『ろくでなし啄木』は、三谷幸喜氏脚本で、藤原竜也・中村勘太郎・吹石一恵の三人芝居です。石川啄木とその恋人と友人が過ごしたある1夜を回想する、という(架空の)お話。
 以下、簡単な感想(※注:大河ドラマ『新選組!』のメンバーらしいですが、大河ドラマはほとんど見ていなかったので、その視点からのコメントはできません)


 今回の芝居で一番目がいったのは中村勘太郎さん。コメディもドスきかせた迫力も、思いやりにあふれたやさしい芝居も、全部素晴らしい。あんなに上手な役者さんだとは知りませんでした。しかも歌舞伎を普段から見ている方に言わせると「彼はあれくらい演じられて当たり前」だというし。歌舞伎は全く見ないので、とんと存じませんでした。こういう役者さんがいるんだ、と知ることができてとても嬉しいです。もっといろんな現代劇でも拝見したいけど、まだまだ歌舞伎中心で修行中なのかな~。
 対する藤原竜也くんは、上手だったけど、伝わってきにくかった。第三場がやや冗長な印象を与えるせいでしょうか。それとも、啄木がヤなヤツすぎたせいでしょうか(苦笑)。「……つくつく~」って短歌を聞いて「死刑宣告」するあたりの独白は大好きなんだけどなあ(後のどんでん返しも含めて)。彼の葛藤が、暗くのたうつ印象ばかり受けるせいかもしれません。自分の思惑に翻弄された2人が責めないことにのたうち回るだけでなく、哀しみが強めに欲しかったかも(個人的な好みですが)。美しいものへの驚きと、その美しいものになれない嘆き(=憧れ)を含んだ暗さがあることによって、朝日の美しさを素直に「受け入れられる」ような気がするので。……すいません、なんかうまく書けなくて。
 吹石さんの印象は、可もなく不可もなく。舞台は初めてということを考慮すれば、頑張っていたのではないかと思います。たった3人で2時間の場を持たせるわけですから。おつかれさまでした。

 三谷さんの脚本は、直視できず鏡で見ようとするところとか、脚で救難信号(?)出すところとか、コメディは相変わらず面白かったです。テツがピンちゃんにだまされていたとしって、ドスをきかせた声で怒って、本気で心配してやるところはじーんとしました(本当にいい男だと思う)。啄木の苦悩は「自分勝手だよチクショー」と思うけど、「つくつく~」の短歌への思いは切なかったです。
 細かいところで気になる点はありましたが、第二場のテツの演技力と第三場の「つくつく~」って短歌への啄木の評価が文句なく素晴らしかったし、全体的に満足できました。

 今年も幸先のいい舞台で観劇スタートを切れて、良かったです。


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