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2011/04/23(Sat)
 宝塚マイブーム続行中(むしろ悪化中)。本日は雪組さんの全国ツアーに行ってきました。全国ツアーに足を運ぶのははじめて宝塚を見た2003年秋以来です(基本的に東京宝塚劇場か日本青年館の公演しか行かない)

 本日は全国ツアー初日の昼公演(つまり全国ツアー初演)。ロビーに入るとコアなファンが多く、関係者と思われる方もちらほら見受けられます。とりあえずパンフレットを買ってロビーの物販コーナーをぶらつくことに。
 舞台の公演では、同じ興行会社が主催する完売していない別公演のチケットをロビーで販売していることがあります(特に売れ行きの悪いモノ・汗)。興行会社が持っているチケットなので良席を扱っていることが多く、興味のある公演を扱っているときはよくのぞいています。
 今回はロビーでこの即席チケット売り場を見かけたので「宝塚でもやるんだ」とのぞいてみました。扱っている公演は、この日の演目の別公演(神奈川県での公演)と、同時期に雪組さんのもう半数がやっている演目の東京公演(宝塚では、トップコンビが組子半数を率いて全国ツアーをめぐる時期に、もう半数が路線(将来トップ候補)を主演に据えて若手公演を開くことが多い。今回なら雪組2番手さんが主演)と、退団した他組トップさん(ただし若手時代は雪組在籍)の公演チケットと、夏に大阪で雪組さんのやる公演。計4種類ですね。
 同演目の別会場は(興味はあったけれど)平日で仕事を休めない(早退も無理な)ので却下。雪組2番手さんの公演チケットはすでに持っているので無視。元トップさんは実力ある方なのですが(友人の義姉さんがファンだと言っていた)私は観たことないのでスルー。で、夏に大阪梅田でやる雪組さんの公演チケットコーナーの取り扱い日や座席をのぞいてみたわけです(各日時ごとに、扱う席をマーカーで塗った座席表が置いてある)。そこで千秋楽公演の座席表発見。しかもまだ席が残っている(全国ツアー初日の昼公演だったので)

 ……嗚呼、交通費かかるのに…… (←千秋楽公演・そこそこ良席の誘惑に負けた)
 余談。せっかく関西行くので前日から京都観光してやろうと思ったら祇園祭とぶつかっていました。混んでるけど見に行く……か?

 以下、演目の感想。ネタバレ注意報発令中(再演だけどね)
 私の贔屓以外の話はほぼ全く出てこないので、大半の人は読まなくていいです(苦笑)

 全国ツアーの演目は、お芝居が『黒い瞳』で、ショーが『ロック・オン!』の2本立てです。

 『黒い瞳』は、プーシキンの『大尉の娘』をもとにした作品。ロシアのエカテリーナ2世の時代にコサックが起こしたプガチョフの乱を、ロシアの青年貴族(主演男役)、大尉の娘(主演娘役)、コサックの首領プガチョフ(男役2番手役)の3人の関係を中心に描いています。ヅカ初演はすごく人気があって、再演希望も高かったようです。

 今回、作品より何よりうちの贔屓(プガチョフ)が心配で心配で。それなりのレベルに仕上げてくれることは疑っていないのですが、どちらかというと参謀(つまり脇)役系が似合う人で、人望あるボスは未知数。前作プガチョフ(後の月組トップスター)のはまり役だったと聞くと、力不足って言われるんじゃないかと怖くて仕方なかった。ヅカファンって熱い分、ダメ出し(批判)が半端ないんで。路線を歩んでいる男役およびそのファンの皆様は、毎回こんな胃の痛い思いをしながら応援しているのか~と思わずにいられませんでした。
 私、贔屓のこと大好きだし応援しているけど、路線とか番手とか関係なく与えられた役をひとつずつこなしてほしいし、そういう姿勢で頑張っている姿が好きなんだなあと改めて思ったほどです(まあ私に限らず彼女のファンは大半がそーゆー人らしいけど)

 話がそれたので、作品に戻りましょうか。『黒い瞳』のあらすじから。
 ロシアの青年貴族ニコライ(軍人・原作ではピョートルというらしい)は田舎の任地に赴く途中に道に迷い、ボロをまとったコサック(プガチョフ)に助けられる。そのお礼に高価なコートを惜しげもなく差し出すニコライの心に感動したプガチョフは、いつか恩返しをすることを約束して別れる。
 任地に着いたニコライは、砦の責任者の大尉の娘マーシャに思いを寄せ、二人は愛し合うようになる。そんなとき起こるプガチョフの乱。首領プガチョフはロシア前皇帝ピョートル3世を名乗り、コサックたち反乱軍を率いて次々と砦を攻め落とす。ニコライのいた砦も落とされ、大尉(マーシャの父)は殺され、マーシャの母は自害する。ニコライも政府軍人としてつかまるが、プガチョフとの再会で助けられる。部下にならないかと誘うプガチョフ。断るニコライ。それでも罰されることもなく、ニコライは解放される。
 ニコライは他の軍に砦奪還の応援を要請するがけんもほろろの扱いを受ける。そんなとき、砦近くの村に隠れていたマーシャが反乱軍に寝返った元軍人(砦の新たな責任者)に見つけ出されて「殺さない代わりに妻になれ」と脅迫されていることを知る。援軍をあきらめ単身で砦に戻ろうとして、反乱軍に見つかったニコライは、プガチョフとまたしても再会を果たす。砦の責任者がニコライの恋人を無理やり妻にしようとしていると聞いたプガチョフはニコライと二人で砦に向かう。全く立場の違う二人には、奇妙だが確かな信頼関係が芽生えていた。二人は砦で監禁に近い状態だったマーシャを無事に助ける。ニコライはマーシャを連れて実家に帰ることにし(砦奪還の援軍が期待できなかったので)、プガチョフは反乱軍に戻る。
 やがて反乱はエカテリーナ2世(ロシア皇帝)による徹底攻勢を命じらる。ニコライは参戦し、プガチョフは捕らえられる。そして、ニコライまで捕らえられてしまう。ニコライがプガチョフと2人で砦に向かったことが報告され、スパイの嫌疑がかけられていたためである。マーシャを救うためと言えばよかったのかもしれないが、実はマーシャの素性はコサックの娘で大尉に拾われた養女だった(宝塚オリジナル設定)。マーシャがコサックの娘だと知られたら、今度はマーシャがひどい目にあうと考えたニコライは黙秘を続けたのである。
 ニコライの黙秘の真意を察したマーシャは、エカテリーナ二世付きの女官のツテを頼って、一人で女帝に謁見する機会を得る。正直に事情を話し、ニコライの助命を嘆願するマーシャ。コサックの娘だと露見した以上は、ニコライとの恋もあきらめると言う。そのまっすぐな思いに心を動かした女帝はニコライを許して「マーシャは誇り高いロシア大尉の娘だ」と二人の早い結婚を促す。しかしマーシャはすでに姿を消していた。マーシャを探すニコライ。コサックの娘として一人両親(大尉夫妻)の墓のある故郷に戻ったマーシャを見つけたニコライは、改めて愛を告げ、二人は結ばれるのだった(完)

 ……我ながら長すぎる。
 いつもならもっと短くまとめるんですけどね。贔屓の役どころを余すところなく説明するためにはこれくらい書かないとまとめられなくて(笑)。主人公の従僕さんとか、コサック出身の軍人さんとか、これでもだいぶはしょったんですけどね。

 お話もすっきりしていて、ニコライとマーシャの純愛も、ニコライとプガチョフの決して相容れない立場の男同士の友情も良かった。人気があるのもうなずけます。
 そしてダンス(振り付け)がすごかった。初演がダンサーなトップ娘役さんの退団公演だったせいか、演出家がダンサーなせいか、とにかく踊りまくる。そしてすべてカッコイイ。コサックの反乱軍のダンスなんて見ているだけで泣けてくるほどかっこいい。今回の全国ツアーは雪組のダンス上手は大半が別公演に行っている(らしい?)のに、これでこの完成度なら、本当にダンス達者な人ばかりでやったら、さらにすごかったのかもしれない。本当にいい振り付けでした。満足。
 贔屓? 頑張ってましたよ。初演を知らない私には、これはこれでアリだと思う。知的な反乱軍の首領としての説得力はあった。雪橇の場面は本当に良かった。歌もダンスもちゃんと魅せてくれる、いつものご贔屓でした。
 ただ、荒々しくも頼もしいコサックの首領プガチョフを見ていた初演ファンを納得させられたかは……ちょっと、わからないです。足りない、と言われても反論できない何かがあるのも感じたから。好きなんだけど、手放しで賞賛はできない。もどかしいです。


 ショーの感想はコンパクトに。
 『ロック・オン』というショーは雪組の前トップさんコンビの退団公演の演目。退団仕様(退団者が目立つように構成されている)を手直ししたそうです。宝塚でショー見るのは久しぶりです(1本物を見に行くことが多いので)
 宝塚のショーは次々にいろんな歌や曲で歌い踊るのが華やかで、見ていて楽しいです。今回のは特にみんな踊りまくっていたし、男役さんばっかりの場面も面白かった(私はさほどBLっぽく感じなかったけどなあ)
 ただ、場面ごとに設定が次々に変わっていくのは、毎回ちょっと戸惑います(まだ慣れなくて)。あと、正直「誰が誰だかわからない」状態に陥りやすいです。みなさん濃厚メイクで見分けにくい(失礼・蹴)。お衣装の豪華さでトップとセンター数人くらいは区別できますが、脇の皆さんはどうしても見分けられない。ダンスの知識のない私には「普通のダンサー/超上手ダンサー」の見分けは不可能。音楽の成績が平凡だった私には「普通のシンガー/上手なシンガー」の見分けも不可能(ただし「超上手なシンガー」はわかる)。オペラグラスの苦手な私にはヅカファンの高度なテクニックがうらやましい限りです。
 今回お衣装以外で区別ができるようになったのは香稜しずる(がおり)くらいでした(彼女もどちらかといえばセンター寄りですが)。声も歌も良かったんです。ロミジュリの新人公演でベンヴォーリオ(本役は贔屓)やって評価高かった子だよな。企画もののCDメンバーにもなっていたし。今後が楽しみです。

 ショーの最後にパレード(数段の小階段(笑)を全ての出演者が順番に降りてきて観客に頭を下げる)というものがあるのですが、今回、背中にしょうタイプの羽をトップコンビ&今公演二番手までがつけていました。男役トップさんが大きな羽を背負うのは皆さんよくご存知でしょうが、娘役トップさん以下は超メインの数人しか背負えないものなんです。羽の有無で劇団内ポジションを知れるという優れもの(?)
 全国ツアーだし二番目ポジで来ていたけど(全国ツアーでは他組でも路線外の二番目ポジさんが背負ったことがあるらしい)、贔屓が羽を背負った姿を見られたら嬉しいと思っていたけど、本当に実現するとは思ってなかったので、一瞬呆けてしまいました。でも、その後ブワーッとこみあげてくるものがありました。
 ……ご贔屓が背中に羽を背負った姿を見る日が来るなんて……

 羽を背負わせてくれた劇団、ありがとう。
 羽を背負うまでに成長した贔屓に、おめでとう。
 これからも応援します。

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