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京都の夏 祇園祭 山鉾巡行
2011/07/17(Sun)
 前日分に続き、京都(+大阪)旅行の後半です。
 先に宵山(前日記事)を読んだ方がわかりやすい……かも。

 長刀鉾   長刀鉾_お稚児さん




 日曜日。早起きする人のガサゴソ音で目が覚める。最初の人は5時過ぎくらいだったような。祇園祭の山鉾巡行の良席ゲットのために早起きするんでしょうね。私は疲れていたし、そこまでの熱意はなかったので6時半過ぎに起床。だらだら支度をして、宿に荷物を置いたまま外出したのは7時半近くになっていました。

 昨日仁和寺にいたおっちゃんが「7時までには場所とらないと」と言っていたから良い場所はないだろうな~と思いながら四条通に入ると、予想通り一列目は座っている人やら場所取りの新聞紙やらがずら~っと並んでいる。しかし、言い換えると「1列目“しか”」埋まっていない。ここで2列目に並べば、わりとよく見えるんじゃないかと、座っていた人たちの後ろに並んでみる。山鉾巡行は午前9時からで、四条通は最初に通るので待ち時間も少ないはず。1.5時間くらいなら待つのも平気。宿の隣のコンビニで買ってきたおにぎりを食べ、旅行前にプリントアウトしていた山鉾の説明を熱心に読んで時間をつぶす。当初は2列目に立つ人さえまばらだったのですが、8時には2~3列目が埋まり、さらに15分くらいしたら、ガード下の歩行者用通路は、後ろを人がやっと通れるくらいになっていました。
 さて、8時30分頃には四条通も通行止めに。そこにおもむろにやってきたのが「交通信号サービスカー」と書いてある車。車についているクビが伸びて信号機に何やら操作をした後、ガードの上に立つお兄さんたちが、信号にくくりつけた紐をぐいっと引っ張る。すると、信号や道路標識がぐるりと左に90度回ってガード上に移動(をを!)。確かに背の高い山鉾が進むには、信号は邪魔ですものね。山鉾は左側通行らしく、お兄さんたちは四条通左側の信号機をひとつずつどけていったのでした(他の通り道もきっと同様の作業をしていたのでしょう)
 私が場所を取った辺りには、道路の内側に腰掛け椅子がいくつか並べて設置され、裃をお召しになった方々が何人かいました。信号機がのけられると、今度は腰掛椅子の目の前の交差点(麩屋町通)に長い注連縄がかけられる。そういば、私のやや後方の四条通にはテレビカメラを構えたクルーも何人かいる。これはもしや……と、近くにいた方に質問。「あれって、長刀でお稚児さんが切るやつですか?」「そうですよ」
 超グッドポジション! ナイスチョイス私!(一気にテンションアップ)
 宿に近かったというだけで、よく考えずに場所取りしたのに、なんて素晴らしい偶然。そりゃ周囲の人だかりの多さも納得です。9時直前には人が一切行き来できないほどの混雑ぶりでしたから。期待と緊張が高まる中、午前9時に。

 遠くから聞こえてくる高い金属の音(多分鉦の音)。音はすれども姿は見えない。やきもきしながら待っていると、やがて近づいてくる鉾。左右にご老体(世話役?)を従え、中央にちょこんと座るお稚児さん。可愛いー。注連縄の前に来ると、お稚児さんは一度奥に下がる(姿が見えなくなる)。その間に周囲の方々が、注連縄を鉾のまん前(というか、鉾に木製の台を設置し、その上に)に置く。お稚児さんが戻ってきて、刀を渡されると、すらりと抜き放つ。刀を右から左に払い、上段に構えて、えいやっと振り下ろす。カコンという(多分、刃が木に当たった)音とともに、はらりと左右に分かれる注連縄。おおおおお。どよめきと共に沸き起こる拍手。ああ、これが祇園祭なのね(感動)
 お稚児さんやご老体をはじめ、鉾の前に乗った二人(音頭取り)が扇子を動かしながら進ませる掛け声に、鉾の中でから聞こえる囃子方の演奏に、鉾の上に立つ人たち(屋根方)の姿に、そしてたくさんの曳手の方々が綱をひいて鉾を動かす姿にいちいち感動する。山鉾はそれ自体も美しいですが、その山鉾や祭を受け継いで続ける地元の町衆の皆さんの熱意があればこそ、祇園祭は今日まで続いていると思うのです。
 どの鉾も、どの山も、ひとつずつに歴史があり、それを愛し守ってきた人々の思いが込められている。宵山で京都の町を歩いて感じたことが、山鉾巡行という晴れ舞台でいっそう鮮明に見えてきました。炎天下の中、祇園祭のために尽力してくださった全ての方々に感謝を。

 長刀鉾がゆっくり立ち去ると、次々に山鉾がやってくる。「霰天神山(梅と松が色鮮やかだった)」「孟宗山(平山郁夫先生っぽい絵が横にかかっていた。見送りの墨一色の絵も綺麗)」「芦刈山」「函谷鉾(人形の稚児さんも、それはそれで愛らしかった。前懸が西洋風で綺麗)」「油天神山(霰天神山とやや似た趣)」……
 ここまで通ったところで、河原町交差点で「長刀鉾」(先頭)が辻回しをしている姿が(小さく)目に入る。近くで見られないので、遠めに向きを変えた後の勇壮な姿だけ写真で撮っておきました(笑)
 この頃になると、周囲の混雑がおさまってくる。最初の注連縄切りを見たい方々が陣取っていたようで、それが終わり、いくつか山鉾を見ると、満足したのかもしれませんね(四条烏丸の辺りはこの後も人がいっぱいだったのと比べると対照的)。そういう意味でも、見やすい場所だったと思います。ちなみに、道路の南側だとモアベター(山鉾からちょっと離れても、日陰になりますから)

 山鉾巡行はまだまだ続く。「四条傘鉾(シンプル)」「保昌山(梅の枝を手折った平井保昌の構図が綺麗)」「月鉾(豪華絢爛。水引も素敵)」……と、ここでタイムリミット。私は大阪に行かなければならないので、後ろ髪を引かれながらも立ち去る。
 宿に戻って身支度を整え、チェックアウトをすませて四条通へ戻ると、「木賊山」がちょうど通るところでした(太子山・占出山の2つを見逃しただけらしい)。地下鉄乗り継いで京都駅に出る気だったのですが、四条烏丸まで歩けばさらにいくつか山鉾が見られそうだったので、徒歩に変更(ガード下もそこまで混んでいなかったし)。「木賊山」に続き「鶏鉾」「伯牙山」までは見られたのですが、そこから人ごみが激しくなり「ここから先は一方通行です」と言われて奥まった道を歩かざるを得なくなり、私の祇園山鉾巡行はここで終わったのでした。
 数えてみると、14山鉾見られたことになりますね。急な思いつきのわりには、良かったかも。特に好きなには「長刀鉾」(やっぱ先頭だし)、「霰天神山」(梅と松が綺麗)、「保昌山」(梅を手折った姿が良い)、「月鉾」(中を見た身びいきで・笑)ですかね。前日の宵山で見て気に入ったものも足せば「船鉾」や「橋弁慶山」も好きでした。

 大阪での出来事(観劇報告)は別途。

 京都でおみやげを買っていなかったのですが、観劇を終えた時点で午後8時。みやげもの屋はたいていしまっている。夜行バスが難波発だったので、難波駅に移動して、おみやげもの屋でなんとか必要最低限のみやげをゲットして(大阪で買った京都銘菓)、再び夜行バスに乗って帰ってきたのでした。
 ただ、夜行バス+カプセルホテル+夜行バスの疲労はなかなか溜まっていたようでして。帰ってきて、朝ごはん食べて、洗濯物をぜーんぶ干して、また寝ました。ゆっくり休んで、また明日から頑張ろう。えいえいおー。

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