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2011/07/17(Sun)
 宝塚公演のために梅田芸術劇場(大阪)までやってきました。
 だって大阪でしかやらないんだもの! 千秋楽公演を(わりと良席で)見られる機会もこの先何度もあると思えないし。
 今回の演目は「HOW TO SUCCEED(HOW TO SUCCEED IN BUSINESS WITHOUT REALLY TRYING)」といいます。簡単にいえば「努力しないで出世する」ことを目指すブローロウェィミュージカル。古い作品(例:女性社員=受付嬢や秘書などサポート業務ばっかり)で、ブロードウェイミュージカル(深みのある内容より、ユーモア重視)、というワケで、内容はちっとも期待しないで行きました。

 以下、ちょっと辛口感想。


 前述の通り、内容は薄いです。窓拭き(「窓洗い」という訳は、言いたいことはわかるけど日本語として違和感)やっていた青年が「努力しないで出世する方法」という本を手に入れて、その本の通り大企業の下っ端業務として入社、順調に出世するけど、大きなミスを犯してしまう。責任をとって辞職しなくちゃいけなくなったところを、珍しく会社に顔を出した会長と意気投合して、本人の責任回避→主人公が周囲をかばったことでまわりの責任も回避で、みんな幸せに働けるようになりました、というオチ。
 主人公の出世方法はもっぱらコメディ。最初は上司推薦で「窓際っぽい課長」をもらえそうになったところを辞退して、その謙虚さを認められて「中心業務の課長」をもらう。次に同じ部署の上司が社長の愛人に手を出して失脚したところで「部長職」ゲット。さらに休日勤務やら社長と同じ趣味を持っている「フリ」をして、社長の信頼ゲット。外部からやってきた新しい副社長が部長と折り合いがあわず辞職したところで「副社長」のポストまでもらっちゃう。──コメディだとわかっているけど、出世欲が薄くのし上がるためなら何でもやっちゃる考えを持たない日本人が見て楽しいのだろうか……?
 後半は宣伝部長(+副社長)として仕事をやる話になるのですが、あんまりセンスある仕事しているように見えないんですよね。大半が他人のアイデアをベースにしているし、その宣伝は失敗するし、失敗の責任を周囲のせいにしようとする(そして本人がそれをやめても、最終的に会長が「他のヤツのせいか」と思ってしまうようなシチュエーションになってしまう)。笑うより冷めちゃう展開が多かったのが、少々残念です。
 まあ、もともと私の好みがブロードウェイミュージカルとずれているので、辛口評価なところもあるのでしょうが……(ブロードウェイのコメディ作品で好きなの『プロデューサーズ』くらいだし)

 作品のストーリーは好みとずれていましたが、役者さんは頑張っていたと思います。前楽と千秋楽を見たけど、千秋楽のアドリブの嵐がとくに楽しかった。
 一番頑張っていたのはバド(主人公のライバル。男役二番手)。コメディのアドリブで、普段と全然違う小ネタを積極的にいっぱい入れていたのは好感が持てました。具体的にいうと、自分の母親(コネもち)に主人公の人気ぶりをチクる電話で「歌もダンスも上手で~」とヅカ的表現に変えていたり、上司の腰ぎんちゃく的に登場する場面のはずが、上司の背中にのっかって(おんぶ)登場したり、カメハメ波うったり(笑)。早霧さん(ちぎちゃん)は芝居センスがダントツだな~と楽しく拝見していました。
 贔屓は、いつも通りのクオリティ。つくづく知的なクールガイ役が似合うよなあと思いながら見ていました。最後は出世するし何より(笑)。主人公が「課長の後任には自分より彼の方がいいと思います」って推薦する場面で、その理由を電話ごしに社長に伝言ゲームしているシーンが特に好きでした。

 千秋楽公演は、1階の前方と後方をへだてる広い通路が目の前にあるセンターブロックに座って見ていたのですが、公演後に「テーマ曲をみんなで歌いましょう」となり、役者さんの客席降り(通路におりてきて歌う)があったんですね。全員で左右の通路に下りて、1階席の前側と後側を分ける通路を横切って、反対側の通路をのぼって舞台に戻る。まさに自分の目の前を通ることに。
 客席降りの際の観客席の態度は劇団によって違うのでしょうが、宝塚では生徒さんとハイタッチしまくるのが通例になっております。今まで客席降りのある公演で、手を伸ばせば届く距離に座ったことがなかったので、生徒さんが通路にダーッと次々に降りてくるのを見てちょっとドキドキ。下級生から降りてきて、トップさんとかは最後に降りてきた……のかな?(ちょっと覚えていない) 手を前に出してるとタカラジェンヌさんが順番にハイタッチして通り過ぎていく。うわー、みんな綺麗だなあ(化粧の濃さは慣れれば気になりません)。後輩じゃないかな、と思っていた子が近づいてきて、間近で見ればわかるかもとワクテカしたところ……で、下手側の通路から客席におりてきた人たちが左側から急に登場&ハイタッチの嵐。ええっ、右側通行!?と動揺している間に上手から降りてきた生徒さんは全員いなくなってしまったのでした(しょぼーん)
 でもね。下手からやってきた人たちの最後から二人目が私のご贔屓で、指先かするだけだったけどハイタッチできて超うれしかったです。喜びすぎて最後の生徒さん(男役二番手さん)とハイタッチしそこねたけど、それをちっとも惜しいと思えないほど嬉しかった。お茶会(生徒個人がホテル広間などを借りて開くファンとの交流会)に参加している人なら握手だって珍しくないでしょうが、私には初めてのことだったので。
 作品云々より、贔屓とのハイタッチだけでお釣りがきたと思える公演でした(安上がり・笑)

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