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眼福で至福
2011/10/23(Sun)
 宝塚・雪組観劇してきました。
 今回は『仮面の男』(芝居)/『ROYAL STRAIGHT FLASH』(ショー)の2本立てです。2本立てだとお芝居の時間が短い(=ストーリーがじっくり描く時間がない)ため「観たい作品」になることはあまりなかったのですが、贔屓のためならえんやこら、です。
 今回は後輩のこともあって、高校時代の部活の友人に声をかけて、一緒に観劇しました。宝塚公演を人と一緒に観るのは久しぶりです(宝塚ってよくも悪くも「好き嫌いが分かれる」ので、「金返せ」と思わないと確信の持てる人でないと誘えない)。ちなみに友人は初・宝塚です。

 観劇に先立ち、三銃士および仮面の男の予習というか復習。三銃士(ダルタニヤン物語・第1部)を本で読み、ダルタニヤン物語全部のあらすじ(ダルタニヤンが死ぬまで)をインターネットでチェックして、『仮面の男』(ディカプリオ主演)のDVDをレンタルする。一緒に観る友人がフランス好きで、デュマ作品はかなり詳しいので、彼女から話をふられてもちゃんと返事ができるように、最低限の知識はしっかりつめこみました。
 『三銃士』は改めて読むと楽しいですね。第1部が一番四人の友情が厚くて楽しいかな。最後の方のあらすじを読むと、ポルトスの扱いの悪さとか、アラミスの変わりっぷりとか、アトス父子の最期とか悲しすぎて。映画『仮面の男』は初めて見ましたが「とんでも設定」なりに面白かったです。三銃士が中年になっても全員かっこよくて、ダルタニアンも一人で思いを抱えて戦う姿がすばらしかった(最後は切ないけど)。ルイーズがイヤな女に成り下がってなかったのもほっとした(原作は史実との関係のせいか、○○との断ち切れなかったから)。ルイとフィリップの一人二役も面白かった。

 ただ、宝塚版の『仮面の男』に、映画関係で権利を得たような説明が一切なかったので、映画と「同じ」にはならないだろう、と聞いていました。それは承知の上で、出かけたわけです。

 以下、ネタバレ注意。

 三銃士の予習・復習をして「三銃士+ダルタニアンってかっこいい」という認識を新たにした私にとって、冒頭で三銃士が無銭飲食を画策した時点で「出オチ」をくらいました。夏に大阪でやってた雪組公演『How to Succeed』のパロディだってわかっているから、まだ「ここは笑うべきシーン」という演出の意図を読むことはできましたが、無銭飲食をやれるのはせいぜいポルトスだけだろう。身分の良いアトス、神に仕えようとするアラミスが無銭飲食をノリノリでやるのってどうよ(しかも結構姑息なやり方だった)
 このシーンはアトス(贔屓)が目の前でセリ上がりで登場して超カッコイイ姿を見せつけてくれたことだけを心の慰めに見ていました。まっつ、かっこよくてありがとう(日本語崩壊中)

 作中のあらすじなどについては……いろいろツッコミたいところばかりなのですが、もしかしたら私が見落としているだけかもしれません。もう1回見るので、そこで確認して、それでも不満だったら改めて書こうと思います。
 ルイの国民への暴君ぶりが描写されていないこととか(女好きな説明しかない)、三銃士が反旗を翻すのが国のためよりラウルの仇討ち(個人的事情)に見えるところとか、フィリップの救出&王様入れ替わりの手段が安易すぎることとか、捕まえたルイを牢屋に入れて飲んだくれている三人が無責任すぎるところとか、フィリップとルイーズの馴れ初めが無茶苦茶なところとか(いくら宝塚でも無理にカップリングにしなくてもいいと思うのに)、「目指す道がなくて迷う」フィリップへのルイーズの影絵話が「目指す道はあるけどたどりつく手段を持たない」人へのエールになっている気がしてならないこととか、ダルタニアンとポルトスが急に友情復活させちゃうくだりとか、国王の命令よりダルタニアンの謀反を支持する銃士隊さんに軍人としてのプライドがないのかとか(銃士隊がダルタニアンに深く心酔している場面があれば説得力あったのに)などなど、これらは全て「私の見落とし」であることを切に願います。

 ただね、今回は、これらの気になるところに全部目をつむっても、お釣りがくる観劇でもありました。だって「1階参列目・最端」で見られたんですから。最初は「いくら前方でも中央が見にくいから友人に申し訳ない」と心配していたのですが(実際中央や上手のお芝居は見にくかったのですが)、下手(目の前)で繰り広げられる演技がド迫力でどーでもよくなりました(笑)。宝塚って舞台の前にオーケストラピットがあって、その前に細い通路の舞台(銀橋という)があるんですよ。で、トップをはじめ路線の方々はそこを通ってよく歌ったり芝居したりするんですね。すると、目の前を通りすぎることも多いし、銀橋の端っこで芝居やキメポーズ見せることも多いんです。つまり、ほんの2・3メートル先でトップスターさんをはじめ路線の方々が次々に歌い踊り芝居する姿を、観られるわけです。本当に眼福。
 宝塚ってキラキラな世界が売りだと思いますが、タカラジェンヌのオーラ、ビジュアル、お衣装を含めたキラキラを心から堪能させていただきました。トップ男役さんとか二番手男役さんの羽根しょったオーラは半端なかったです。

 私自身は、自分がずーっと応援していたジェンヌさんが目の前で歌い踊ってくれたことがとにかく嬉しくて。DVDでしか観られないようなアップが、目の前にある。そして歌ってくれている! って。ああもう大好きです。
 ご贔屓以外にも、雪組生徒で絶賛応援中なジェンヌさんがショーで近くに来ることが多くて(路線だけど押しが弱い&まだ若いので中央には行けない……のかな?)いっぱい美声響かせてくれたし、すぐそばで歌ったり踊ったりしてくれるジェンヌさんは目があうと大抵にっこりしてくれたし(役者は視線は高くする(=客席後方を見るようにする)から目があうこと自体多くはないんだけど)。最後のパレードで銀橋に皆さんが並んだとき、某さんがほぼ目の前に立っていたのを観たときは、言い知れぬ感動で胸が一杯になりました。頑張ってるんだね、すごいね、良かったね、って。

 デュマを愛する友人を芝居で満足させられなかったのは心残りですが(観劇後二人でツッコミ入れまくってしまった)、ビジュアル堪能という意味でとても楽しめた観劇でした。次は2階席だから、全体をちゃんと追うよう頑張ります。

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