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ポット
2012/04/13(Fri)
 会社のポットが壊れました。
 ある日、お茶でも飲もうかと給湯室をのぞいたら、ポットの水温は50度。誰かがお水を足したばかりなのだろうとあきらめて、十数分後にのぞいたら、やっぱり50度。このわずかな時間に再びお湯を沸かそうとするわけがないので首をひねっていたら、私に気づいた先輩が「お湯沸いてない? やっぱり壊れたのかな」とのたまう。
 「やっぱり?」「お水を入れても沸騰してくれないんだよね」「うわあ」
 困ったので、事務(本業経理)のお姉さんにお伝えして、ポットをなるべく早く買ってもらうことにする。しかし通販でも届くのは翌日以降。その間どうするか。しばし考えて思い出す。「そういえば下のフロアに(以前編集部が使っていた)ポットがありましたよね?」「おお、それだ!」
 さっそく下のフロアからポットが運ばれる(下のフロアで働くパートさんたちのために置いておいたのですが、彼女たちは使っていないらしい)。壊れたポットより水量(湯量?)は少ないけれど、問題なく沸く。よし。

 さて翌日。朝コーヒーでも飲もうかと給湯室に行ったら、ポットの周囲のステンレスが濡れている。「誰か水を入れようとしてこぼしたのかな?」と台ふきで拭いていると、通りかかった事務のお姉さんが「濡れている?」と顔をくもらせる。
 「ええ。なぜですか?」「さっきも濡れていたの。ポットから漏れているみたい」「うわあ」(二回目)
 でもお湯は沸くし、漏れていく量もわずかの模様。「新品のタオルを敷いたらどうでしょう?」「なるほど」 事務のお姉さんがお中元・お歳暮で頂いたタオルを取り出して、私がポットの下にセット。「今日中に新しいポット届くから、それまではこれで様子をみよう」「わかりました」
 タオルの効果は絶大で、ポットの周囲はその後濡れることなくすんだのでした。

 午後。通販でお願いしていたポット到着。以前と同じ水量(湯量?)だけど、細く高いタイプのポットがお目見えする(給湯室のスペースが狭いことに配慮したらしい)。「前より大きく見えるねえ」と上司に言われながら、ポットは給湯室に運ばれていく。そして、ポットへの興味も薄れて通常業務に戻ってしばらくたった頃

 ♪ドーファソラシドーッソッソ レーシドレミファーラッラ

 突然響く場違いな電子音。携帯電話はサイレントモードにしてくださいよ、誰ですか、という社内のざわめきをよそに、音はやむ気配をみせない。電子音がたっぷり歌い、曲の終わりジャストタイミングで止まった瞬間、気づいたのです。「ポットだ!」
 とたんに室内大爆笑。「なんで電話でないんだよ、と思ったよ」「最近の家電はうるさいからねえ」と笑いながら、事務のお姉さんはやや慌てながら説明書をのぞきこんだのでした。

 そして現在、ポットは静かに有能に働いています。どっとはらい。

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